ぼくのあしあとを顧みるシリーズ

これまでの人生を振り返って、あれやこれや思うところを綴って参ります。

06 淡青祭を見てきました。(閑話休題)

 

~応援団を顧みるシリーズ vol.6~

憧れのプロローグ

 11月18日、東京は江戸川総合文化センターにて催されました「第44回淡青祭」に足を運んで参りました。本年度の淡青祭は、私の、東京大学運動会応援部の同期達が幹部として臨まれる特別な団祭であり、九州で彼らと別れたその日から、私はそれを見に行くのを非常に楽しみに生きておりました。この度無事に淡青祭の参観を果たし、ひどく満たされた心を重く携えながら仙台へ戻る傍ら、どうしてもこの感動を何かに残しておきたく、こうして文章を敲いている次第です。そうは言っても部外者があれこれ口を開くその所業の寒いことといったら明らかでございますので、少しだけ書いたら店じまいする所存でございます。

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 皆さんは感動で鳥肌が立つ経験をしたことがありますか。私は年に数回ほどそれを体感します。機会に恵まれないと一度も体感しないままその年を終えてしまうこともあります。この鳥肌が立つ瞬間、生きててよかったって思うような衝撃が体中を駆け巡るんです。いくら力を賭して綴ってもこの快感を皆さんにお伝えすることはできないでしょう。それほどすごい感覚を覚える瞬間というのがこの世の中には存在するんです。

 当日はこれを死ぬほど味わわせて頂きました。本当になんとも形容しがたいステージでした。こんなことを書くと非常におこがましいことは百も承知なのですが、一度自身も別な団体で団祭の開催に携わった手前、演目の至る所から工夫や思い入れだったりこだわりだったりが見えてきて(もちろん私が感じられたのはほんの一部なのだと思っていますが)、そして何よりこのステージに並みならぬ思いを懸けている人がたくさんいて、本当に羨望のステージでありました。こんなに大勢の人間を魅了することのできるステージにはそれだけ高密度のエネルギーを持っていて、それは出演者の並みならぬパフォーマンスによって構成されているのだと感じました。改めて、このステージを作った全ての方にこんなに感動をくだすって本当にありがとうと、伝えたいです。

 憧れのエピローグ

 気持ちが高まりすぎて筆が乗りませんでした。こんな高尚なステージのことを一口にかけるわけなんてありませんよね。書ききれなかったこの思いを胸に、いつか東大の同期達と美味しいお酒を呑みたいものです。

 

11月某日 加藤禎也